自立課題を紹介
今回は、サンホーム豊田で行っている「自立課題」についてご紹介します(*^^*)/
自立課題とは・・・
主に自閉症の方を対象として、支援者の指示や手伝いなく一人で取り組むことができる教材を活用した活動です。
できなかったことができるようになるだけでなく、隠れていた個性が開花したり、
集中力を高めたりする効果があります。
サンホーム豊田では、平日の午前と午後、30分から1時間ほど自立課題を行っています。
課題は、利用者さん一人ひとりの特性に応じて職員が趣向を凝らして制作した
実際の暮らしに役立てるようなものが約50種類用意されています。
利用者さんの能力や興味に合わせたものをセレクトしたら、自立課題の開始です♪
自閉症の方の中には、周りのことが気になって集中できない方もいらっしゃるため、
強い刺激を避ける環境作りのためにも、
机をパーテーションで区切って隣同士が見えないようにしています |φ(゚-゚=)|
こちらの利用者さんは、
認識力の向上のため、物の写真とカゴの中にある写真とのマッチング課題を行っています。
似た写真がたくさんあるので、初めは間違えてしまうこともありましたが、
回を重ねるごとに正解が増えてきて、満足そうにされています(*•̀ᴗ•́*)و
特定の感覚刺激を求めるということも、自閉症の特性の一つとしてあげられます。
そこで、感覚刺激への働きかけによる視点から、
穴の開いた容器に物を入れたり、押し込んだりするプットインの課題を行っています♪
入れたときの音なども感覚的な刺激を得られるものになっており、
普段は多動で落ち着いていられない方も、プットインの課題を行っているときはとても集中されています。
物が見えにくいことから、ボタンのある衣類を着るのが苦手な利用者さんには、
正確にボタンが留められるようにする課題を行っています。
エプロン式なので、普段着の上からでも課題に取り組めます(^_-)-☆
「ボタン上手にできてる?ボタンの服でお洒落がしたいな♪」と、
うれしそうに話しながら課題に取り組まれています。
今回紹介させていただいたものは、ほんの一部です。
今後も利用者さんの特性に合わせた、積極的に取り組んでもらえる課題を提供していきます。(#^▽^#)v